毒餃子事件の報道以来、日本のマスコミはよっぽどチャイナ様のご機嫌取りをしなければならなくなったのか、その後で台湾を含め世界各国で大問題となっていた一連のメラミン入り食品事件については、結局日本では大きく取り上げられることはありませんでした。
しかし、根本的に問題が解決したわけでは決してありません。
事故米転売事件でも、転売行為そのものに関わっていたわけではありませんが、そもそも「残留農薬が基準値を上回っていた」という理由で事故米になったものは、ほとんどがMade in Chinaなのです。
このような事件は、情報源を日本のマスコミだけに頼っていると目につきにくいだけで、毒餃子以前も以後も度々起きています。
時事ドットコム:中国製豚串カツに違反物質=厚労省が全業者に検査命令
厚生労働省は22日、中国から輸入された豚串カツから使用が認められていない医薬品が検出されたとして、食品衛生法に基づき、同国産豚肉と加工品の検査を行うよう全輸入業者に命じた。
同省によると、2業者が輸入した冷凍食品の豚串カツから0.00008〜0.00016ppmのクレンブテロールが検出された。
とのことですが、このクレンブテロールという物質は、クレンブテロール塩酸塩として気管支拡張薬として使用されるほか、ダイエットや筋肉増強の目的で使用されることもあるそうです。
そして、非合法ですが、脂肪を減らし筋肉質を増やして商品価値を上げる目的、それから餌を節約するという目的で、豚などの家畜に対しても使用されます。
豚の場合は比較的中毒症状が出にくいようですが、人間に対しては心臓等への副作用があり、過剰に摂取すると死に至ることが知られています。
おそらく台湾の方なら「瘦肉精」と聞けば何のことか分かるのではないかと思います。
豚へのクレンブテロールの投与はチャイナ国内でも禁止されています。
ですが、問題の重要性・危険性や法律があるかどうかと、それを守るかどうか、検挙されるかどうかにはあまり相関関係が無いのがかの国の特徴です。
(どちらかというと、賄賂の金額、あるいは人脈との相関関係の方が強いのではないかと思います)
恐いのは、食材であればまだ産地で選ぶこともできますが(偽装の問題は別として)、加工食品の場合は原材料の産地は曖昧になり、外食に至っては選びようが無いのが普通だということです。
やはりここは、根本的な対策として、チャイナ産の原材料を含むかどうかの表示を義務づけて欲しいものだと思います。
何しろ、有害かどうかの結論すら出ていない遺伝子組み換え食品と違って、こっちは有害なことも、相手に有効な対策など期待できないということも、はっきりと結論が出ているのですから。